マグメル Magmell
¥30,000 税込
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額増含めてA4サイズより一回り大きいサイズです。
34センチ×25センチ 厚さ1.2センチ
2023年10月20、21日に開催された展示会の絵になります。
モニターにより色味が違って見えます事をご了承下さい。
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【マグ・メル】~静かなる喜びの国~
◆サブストーリー
とある国の物語。何かを成し遂げた人だけが行ける場所。人は最後まで生きぬくのはここに行きたいから。花が咲きいつまでも待ち望んでいる女主人はこう言います。
『あなたの勇敢な生き方にエールを送りましょう』と。
エールを送る時には花の一つを摘み差し出します。生まれてから土に帰るまでの人生がその花に走馬灯のようにその花に閉じ込められています。
受け取った人はこう言うでしょう。
『私の人生は無意味ではなかった、この花の様に沢山の喜びを人々に与えられた・・・』涙ながらに。
女主人はそれを聞いて少し微笑み、手を取り誘い何処かへ行くのでした。その姿は人によって、ただの人間にも見えもしくは人外にも見えるかもしれません。ですが人に最後に笑みをもたらすここの住人なのです。
2022年春に作成された水彩画になります。当時はまだコロナの猛威で外出はほぼせず家にこもり切り。疲弊しながらも完成させました。完成させた後、展示会は出来ない状況でしたので何かをご購入された方にこの絵のハガキをプレゼントしていました。その時は庭園の貴婦人と仮タイトルで出させて頂いていましたが、あくまでも仮。
最近になりこの絵を眺めながら、この女の人は何を待ってるのか、もしくは何を見てるのか。気になりずっと見てきた結果がこのサブストーリーになります。ひとつの仮説としてお楽しみ頂けたら幸いです。
もちろん、どんな捉え方でも大歓迎です。芸術って色んな視点があってこそですから。タイトルは北欧神話から頂きました。
絵の花の意味
手前に4本のバラを配置。4本目は小さくこれから大輪になるかもしれません。3本のバラは『愛する』を意味し、4本のバラは『永遠の愛』の意味になります。最後の国にピッタリな本数だと個人的には思います。
上部には藤の花を配置し少しだけオリエンタルな雰囲気を出しました。花言葉は『歓迎』沢山の蜂が寄ってくる花としても知られています。蜂も大歓迎をしてくれるかもしれません。ついでに蜂のラッキーな言葉は『金運』『繁栄』だったりします。
左奥にミモザなどを配置。色が違うのが入っていますがこれはここの国だからこそと黄色だけではなく赤やピンクも混ぜました。ミモザの花言葉は『感謝』『密やかな愛』
バラ周辺にはタンポポの種も配置。花言葉は『別離』目の前の道を行くには時に別離も必要と考え描きました。この別離には小話がありまして可愛い少女が少年の目の前でお婆さんに(白髪=綿毛)になってしまい少年の息で吹き飛んで行ったそうという話があります。日本のどこかのお伽噺に出てきそうな雰囲気ですよね。
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